この記事に書いてあること:混同されがちな「スパークリングワイン」と「シャンパン」の関係が分かります。また、その他よく聞くスパークリングワイン達との関係性も分かります。
この絵を頭の片隅置いておけば、大抵のスパークリング話に耐えられます。
さて、本題のシャンパンとスパークリングワインの関係について。
スパークリングワインは、全世界の発泡性のワインを全て指しているようなイメージ。「白ワイン」とか、「赤ワイン」とかと同じレベルの概念ですね。
そして、シャンパーニュ(日本だとシャンパン、年配の方だとシャンペンと呼ばれたりもする)は、スパークリングワインの中でも、フランスの中でも、 シャンパーニュ地方で厳し~い条件を満たして作られたものをいいます。(=本物のシャンパン)
なので、シャンパーニュ地方で作られていても、条件を満たしていなければシャンパーニュでは無いし、シャンパーニュの製法で作られていても場所がシャンパーニュ地方でなければシャンパーニュでは無いと。
その他の国のスパークリングワインもよくレストランやお店で聞くと思うので、よく聞くものを中心に上図に整理しています。
だいたいこれくらい押さえておけば、困ることはないでしょう。
余談ですが、稀にワインを出しているお店でも、シャンパーニュじゃないワインが、メニューの分類上、「Champagne」に入っていたりしてびっくりしたりもします。
上に記載した各スパークリングワインの名前(シャンパーニュとか、ゼクトとか)を名乗るための詳細な条件は、またいずれご紹介します。
今夜も良いワインデイを~☆