この記事に書いてあること:ブルゴーニュ好きにたまらない「FINCA PATAGONIA」の「CHARDONNAY GRAND RESERVE」の実飲レビュー。
1.はじめに
パタゴニアと言えば、アウトドアブランド「patagonia」
がなじみ深いですが、この過酷なアウトドアの聖地の一部の環境が、ボルドーや、ブルゴーニュに近いぞ。ということで、高品質ワインの製造で今盛り上がっています。
今回のワインは、そんなパタゴニアの、「FINCA PATAGONIA」という醸造所の、最上級シャルドネのワインです。
全ての工程が、フレンチオークの新樽で行われているとのことで、飲む前から、バニラやクリーム系の香りがただよってくるようです。
2.実飲レビュー
まずパッケージを確認。
落ち着いた雰囲気のラベルです。それでいて、力強い馬がかけるイラストが、ワインの力強さを象徴している(のかも)と思わせます。
また、「CHARDONNAY」×「GRAND RESERVE」の文字の組み合わせを見ると、「あ、これは旨いな」というオーラが漂ってきます。
抜栓。
本当は少し置いてから飲むべきなのでしょうが、我慢できず。
まず見た目から。
事前情報から勝手にもっと濃い色を想像していましたが、思ったよりも2段階くらい薄い黄色と緑の間の、黄色寄りくらいの色です。
また、トロミがあるものを想像していましたが、思ったよりもシャバシャバしています。グラスを傾けるとグラスの壁面に出来るお山はスッとなくなります。ワインの涙も特に目立たず、スッといなくなります。
香りは、初めにメロンのような香りを感じました。
樽香がしっかりしています。フレッシュで、グレープフルーツのような香りがします。
スワリングをすると、、、やっぱりグレープフルーツ。
いざ。
酸味が強め。グレープフルーツの香りが、ソーヴィニョン・ブランぽさを感じさせます。
取り扱い店のソムリエコメントでは、他にも「オレンジの花の蜜、パイナップル、リンゴ、パパイヤ、サンザシ」等の複雑な香り、味わいにボリューム感とあります。が、残念ながら、今回の実飲ではそこまで、複雑性などをうまく感じられず。。
筆者が適温をちょっと外して飲んでしまった可能性があります。
セラーで10℃で置いておいたのですが、しっかり系の白ワインなので、もう少し高めが良かった可能性があります。また、もう少しゆっくり飲んで、慣らしてあげる必要があったかもしれません。
3.詳細情報
【ワイン名】 フィンカ・パタゴニア シャルドネ・グラン・レゼルヴ (FINCA PATAGONIA CHARDONNAY GRAND RESERVE)
【ヴィンテージ】2016年
【産地】チリ > マウレヴァレー等
【生産者】フィンカ・パタゴニア(FINCA PATAGONIA)
【輸入者】トゥエンティーワンコミュニティ(ワインショップソムリエの大元)
【ブドウ品種】シャルドネ
【価格】約3,000~4,000円(ワインショップソムリエは、セットが狙い目。複数種ワインセットで、1本あたり1,500~2,000円程度のこと多し)
【生産者URL】 http://fincapatagonia.cl/en/
4.購入場所
本編集部では、ワインショップソムリエで購入しました。
通販だと、Amazonだと、Amazon公式から(2020/5/22現在一時在庫切れ)と、ワインショップソムリエの両方から入手できそうです。
楽天だと、ワインショップソムリエのページからになります。
参照:アイキャッチ画像の、ボトル画像はワインショップソムリエ公式サイトより。