この記事に書いてあること:サントリーで一番人気ビール系「金麦」の、コクあり版「金麦〈ゴールド・ラガー〉」の実飲レビュー。
1.はじめに
2019年に発売され、サントリーの過去10年の新商品の中で最も売れた商品「金麦〈ゴールド・ラガー〉」。
この 「金麦〈ゴールド・ラガー〉」 が、2020年にさらなる進化を遂げました。
いくつか特徴が書かれていますが、このうち、特筆すべき事項を、公式サイトを紐解きながら明らかにしていくと、特に「材料」の観点と、「製法」の観点から、以下の3点に絞れそうです。
材料で特徴的なのは、「贅沢麦芽」と「ビターホップ」。
製法で特徴的なのは、「本格二段仕込製法」。
それぞれどんなものかというと、以下のとおり。
特徴 | 概要 |
---|---|
贅沢麦芽 | 2019年発売時から使用していた旨味麦芽(二条大麦麦芽の中でも、うまみ成分(たんぱく質)を多く含む麦芽)に、麦芽づくりからこだわった国産麦芽をブレンドしたもの。 |
ビターホップ | 詳細な説明はないですが、苦味を醸し出すホップでしょう。これがふんだんに使われています。 |
本格二段仕込製法 | 「ザ・プレミアム・モルツ」で培ったダブルデコクション製法を、金麦〈ゴールド・ラガー〉向けに最適化した製法。 |
これらにより、「力強い麦のうまみと飲みごたえの金麦」となったということです。
それでは、実際に飲んでいきましょう。
2.実飲レビュー
まずパッケージを確認。
金麦が印象的な青ベースだったのとは対照的に、赤地に金のパッケージです。
「金」麦ですし、「ゴールド」ラガーなので、金の主張が強めです。
注いでみます。
なお、グラスはコペンハーゲンのMikkeller Barで、店員さんに無理を言って売り物ではないグラスを売ってもらったものです。(日本で普通に購入できるという噂もありますが、、)
色は濃い、黄金色です。
香りは、、、薄いです。弱めですね。麦の香りは感じ取れます。
飲まない状態で、感じ取れるのはこれくらいの情報です。
それでは、いざ。
まず、アルコールが強めに感じられます。若干後付けのアルコール感があります。
味噌や醤油のような発酵香がします。確かに、「1.はじめに」で見た商品特徴の中にように、「高発酵」と記載があったのでそれに起因するものかもしれません。
麦感は、ちゃんと感じられ、ノーマルの「金麦」で感じるホコリのような香りはありません。
甘みが少なめで、苦味、アルコール感、コクを感じます。1杯目には主張が強いように思うので、2杯目以降に飲むことをおススメします。
強め派、濃いめ派、苦味派の方には、フィットする商品かと思います。
3.詳細情報
【ビール名】サントリー 金麦〈ゴールド・ラガー〉
【種類】ラガータイプ ※但し、第3のビール(リキュール(発泡性)① )
【アルコール度数】6%
【産地】日本
【生産者】サントリービール株式会社
【原材料】発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)
【価格】約110円(350ml)、約170円(500ml)
4.購入場所
本編集部では、近所の酒屋さんで購入しました。全国販売なので、スーパーやコンビニで購入可能です。
通販の場合、Amazonだと、1パック(6本)や、1ケース(24本)は以下から在庫や価格が確認可能です。
2ケースまとめて購入すると、1ケースあたりが若干安くなるようです。
楽天だと、バラから購入できる店舗がありますが、送料がかかることを踏まえると、ある程度まとめて購入したほうが良いでしょう。
参照:以下の各種サントリー公式サイト、ニュースリリース。
・“本格コク系”新ジャンル「金麦〈ゴールド・ラガー〉」新発売
・「金麦」ブランド3種リニューアル
・ビール好きも満足する金麦〈ゴールド・ラガー〉のはなし。
・「金麦」製品情報