この記事に書いてあること:ヱビスビールの凄さを知り、最高に美味しく飲む方法を知る
大手メーカーのビールの中で、プレミアムなビールに位置づけられるヱビスビール。
今スーパーなどで売られているヱビスには、「誕生130年」の文字。なんと、今年で発売されてから130年とのことで、今一度その素晴らしさをじっくり見てみます。
目次
1.街の名前になってしまう!
2.こだわりがエグイ!
3.飲み方にも全力でこだわる!
1.街の名前になってしまう!
おしゃれな街、恵比寿。実は、ヱビスビール(当初は「恵比寿ビール」)が先に存在して、その工場があったことから恵比寿という地名が誕生しました。
つまり行政をも動かすビール、それがヱビスビール。
Image:サッポロビール公式
2.こだわりがエグイ!
以下が、公式サイトに書かれているおいしさの秘密の5つを、一部独自解釈したもの。
香:門外不出の「ヱビス酵母」で、華やか、広がるコク
泡:通常の1.5倍の長期熟成、きめ細かい醸造工程管理で上質な泡
色:長期熟成によりヱビス特有の黄金色、そして上質な泡とのコントラスト
味:麦芽100%とホップ、 それに伴う長期熟成 により、深いコクととキリっとした後味
喉ごし:長期熟成ですっきり
よくみると、複数の項目に共通して登場するこだわりがありそう。
ということで、これを勝手に整理してみると、以下のようになりました。
どのこだわりが欠けても、あのヱビスビールは生まれないわけです。
こだわりをもう少し構造化してみると、以下のような形になるでしょうか。
3.飲み方も全力でこだわる!
公式サイトに、以下の3つのポイントが紹介されていました。これらについても見ていきましょう。
3-1.より美味しくなる注ぎ方、三度注ぎ。
3-2.ビール専用のグラスとスポンジ。
3-3.最後まで美味しい飲み方。
3-1.より美味しくなる注ぎ方、三度注ぎ。
公式サイトの注ぎ方について、2通り紹介されていて、若干異なります。
YEBISU MAGAZINEの「より美味しく、より味わい深く。飲み方プレミアム、小ワザ三段階、家編。」
当記事では、前者のYEBISU MAGAZINEの方がこだわりを強く感じるので、前者を紹介します。
なお、文字だけで分かりにくかったので、勝手に絵にしてみました。
また、なぜかYEBISU MAGAZINEでは、二度目の注ぎまでしか記載がされていない(?)ので、⑥は、筆者が勝手に補足しています。
3-2.ビール専用のグラスとスポンジ。
ここで紹介されているのは、要約すると3点。
①グラスは口径の大きなものより、小さなものを選ぶべし。なぜなら、大きいと炭酸が抜けやすく、泡が持ちにくい傾向があるから。
②ビールグラス専用のスポンジも用意すべし。なぜなら、同じスポンジだと料理の油がグラスに付着して泡がいまいちになるから。
③洗ったグラスは自然乾燥させるべし。なぜなら、ふきん等で拭くと繊維等が付着して泡がいまいちになるから。
ということで、ワインなどでは言われるように、グラスに気をつけようということ。
1点、当編集部から補足すると、①のグラスの口径については、「2.こだわりがエグイ!」で触れた、香りを全力で楽しむのであれば、大きい口径のグラスを使って、満杯ではなく少なめに注いで飲むのもありだと考えます。
これは、グラスの中に香りを充満させることができ、それが鼻にダイレクトに香ってくるためです。お好みに合わせて楽しむのが良いかと。
3-3.最後まで美味しい飲み方。
口につけてからもこだわって飲む。
ということで、最後のこだわりが
単にグイッと飲むのではなく、口をグラスにつけた瞬間、上唇で泡をホールドするようにして、なるべく液体だけを流し込んでください。するとグラスの中に泡が残ります。泡は、液体の酸化を防ぐという役割もあるのです。泡が残っているほど、2口め、3口めと、酸化しない液体を楽しめるというわけです。
https://y.sapporobeer.jp/beer/6168/
つまり、泡を最後まで取っておけ。さすれば最後まで旨いぞよ。と。
いよいよ、飲みたくなってきて、最後の節は短くなりましたが、心身ともにヱビスビールを欲してきたところで、いただきまーす!!
注:アイキャッチの缶画像、グラス画像及び
スライド中のYEBISU缶画像はサッポロビール公式より。
最後の缶写真、グラス写真は当編集部にて撮影。