この記事に書いてあること:古くから愛され続けている、フルーティでバナナのような香りが感じられる地ビール「銀河高原ビール」のレビュー。
1.はじめに
よなよなエールと同様、最近のクラフトビールブームの前の、更に前くらいからあり続けている、古参の地ビール 「銀河高原ビール」。
経営母体が変わったり、元々の醸造所が閉鎖されていくなど、数奇な運命を辿っっているビールです。
最近では、2019年12月に元々の発祥の地である岩手県の最後の醸造所が閉鎖になり、以下のような動きになっていたりと、大変ながらも、生き残り続けているようです。
- 生産は親会社のヤッホーブルーイング(よなよなエールの会社)が引き継いだ(毎日新聞2019年12月17日)
- 醸造所+併設されていたホテルはヘリオス酒造(沖縄の地ビール、「ゴーヤーDRY」や「青い空と海のビール」の会社)が取得した(食品産業新聞2020年3月30日)
しかし、大変ながらも生き残り続けているのは、「旨いから」に違いありません。筆者も以前からよく愛飲していました。
もし、よなよなエールが気になる方は以下をご覧ください。
ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」について(関連記事)
2.実飲レビュー
まずパッケージを確認。以前からご存知の方からすると、「あっ、パッケージが変わった!」とお気づきになるかもしれません。
2020年4月にパッケージ変更が行われました。前のものから比べると、モダンな感じになりました。
それでは、グラスに注いでみます。
美しい。。少し濁った、ダンデライオン色とでも言いましょうか。優しさに溢れた色という印象です。
香りは、小麦粉から来る甘い香り。
いわゆる日本のTheビールの麦 (大麦) の香りのような鋭い香りとは違い、柔らかく優しい香りがします。 癒されます。
それでは、いざ。
飲み口が、めちゃめちゃ柔らか。まろやか。
鼻に向けるバナナのような甘い香りと、小麦の香り。
でも、後味に、ほんの少しのスパイシーさも感じられます。
長生きし続けている(=愛され続けている)古参地ビール。生産体制が変わっても、以前の旨さを引き継いでいます。
ビールが苦手な方でも、このビールから始めていけば徐々に好きになっていくかもしれません。
3.詳細情報
【ビール名】銀河高原ビール
【種類】Hefeweizen(ヘーフェヴァイツェン)
【アルコール度数】5.5%
【産地】日本
【生産者】「株式会社銀河高原ビール」の親会社「ヤッホーブルーイング」
【原材料】麦芽(小麦麦芽・大麦麦芽)、ホップ
【価格】約270円
【株式会社銀河高原ビールURL】 https://gingakogenbeer.com/
【ヤッホーブルーイングURL】 https://yohobrewing.com/
4.購入場所
本編集部では、酒屋さんで購入しましたが、大きめのスーパーや、ローソン系コンビニでよく見かけます。
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Image:Amazon.co.jp
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